現在あちこちのmp3サイトで話題になっているOgg
Vorbis。mp3の方がなにやら権利の問
題みたいなので今後利用するのにお金がかかるかもしれないという状況の中、フリーの
音声圧縮方式ということで突然あらわれ、さらに音質/圧縮率もmp3に劣らないという事で
かなり期待できると言われています。
そこでウチでも実際エンコーダをいくつか入手して試してみました。おもにmp3との比較と
いうカタチになってます。
■実験に使用するエンコーダ
・The Odd Stageさんの「encoder_example」
・zktのコード研究室分室さんの「vorbis_enc」こちらで公開されてます
・オフィシャル(っぽいところ)の「ogglame」
・午後のこ〜だ ver2.351 Final WinGUI版 mp3と比較するため
■実験に使用するwavファイル
・恋のダンスサイト(モーニング娘。)の最初の1分を
CD2WAV32 Revision 3.08でリッピングしたもの(10,586,396バイト)
これは以前の特集のときに使ったwavファイルですので、CD2WAV32のバージョンが古い
やつですが、以前のとの比較にもなるかもしれないのでこのファイルを使いました。
■実験方法
とりあえず3つのoggエンコーダでoggファイルを生成。
また、午後のこ〜だでmp3ファイルも生成する。
さらに、どうやらオフィシャル「ogglame」は
mp3→ogg
にも対応してる(!)ので、今回は
せっかくなので3つのoggエンコーダで mp3→ogg
にチャレンジしてみる。
エンコードにかかった時間、容量、音質をチェックする。
■実験結果
とりあえず表をみてください
| 実験結果 |
時間(秒)
|
容量(バイト)
|
午後のこ〜だ(wav→mp3)
|
20
|
960,382
|
encoder_example(wav→ogg)
|
165
|
955,039
|
vorbis_enc(wav→ogg)
|
136
|
955,039
|
ogglame(wav→ogg)
|
136
|
954,901
|
encoder_example(mp3→ogg)
|
18
|
111,713
|
vorbis_enc(mp3→ogg)
|
14
|
111,713
|
ogglame(mp3→ogg)
|
136
|
935,832
|
えーと、そんなわけで、wav→oggに関しては、速度的にはまだまだ午後にはかなわない
ものの、絶えられないほど遅いってわけでもないですね。もとのwavファイルの2.5倍くらい
と考えればいいと思います。だから例えば4分の曲だったら10分くらい。
また、「encoder_example」と「vorbis_enc」はかかった時間は違いますが、同じものが生成
されたと思われます。これは同じソースをコンパイルしたからだと思いますが、時間が違う
のが気になりますね。コンパイルするソフトによって違うんでしょうか。
そして気になる mp3→ogg
ですが、どうやらちゃんとエンコードできるのはオフィシャルの
「ogglame」のみのようですね。他の2つで作ったoggは、5秒くらいのザーっていう音でした。
ていうか「ogglame」って名前からしてLAMEなんですね。
oggはどうやら標準でVBRになってるようです。とすると、曲によってもかなり容量や時間が
変わってくるかもしれませんね。まあ今回はそこまで詳しく調べてもアレなのでやりません
けど、もうすこしoggについてわかってきたらその辺もやってみたいですね。
音質ですが、聴くプレイヤーもいろいろありますが、どれも全然OKだということだけ書いて
おきます。CDレベルというかmp3レベルです。いままでのmp3の音に不満をいだかない人
なら全然大丈夫です。むしろVBRだからなのかちょっといいような気もしますし。今後主流
がOgg Vorbisになっても安心ですね。
ちなみにプレイヤーですが、今回はvorbis_encと一緒にあったWinamp用再生プラグイン、
「ogglame」と一緒にあったWinamp用再生プラグイン、KbMediaPlayerを使用しました。
■まとめ
結果的に、オフィシャルの「ogglame」が、圧縮率もとりあえず1番だし、速度も1番いいで
すね。それにやはり mp3→ogg
に対応してるのがいいと思います。
新技術、Ogg Vorbisを試してみたいという方は、まずこのオフィシャル「ogglame」を使うの
をおすすめします。Winamp用のプラグインもあるし。
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